自分の脇が他の人より臭いかも?と感じたのは高校生の頃でした。それまでは汗をかけば皆臭くなると思っていて、自分が汗くさくなっていてもあまり気にしていませんでした。そのため中学生の頃までは、汗をかいた後にスプレータイプの制汗剤を使う程度でした。自分の脇の臭いに気付いたきっかけは、母親に「お母さんに似て脇の臭いがひどいから、この制汗剤使ってみたら?」とスティックタイプの制汗剤を薦めてもらったことです。
当時高校生で美容に興味を持ち始め、薄々気付いてはいたものの「あ、私って他の人より臭いのかも」と少しショックだったことを覚えています。スティックタイプの制汗剤を使うと脇の臭いが軽減されますが、完全に臭いが無くなるわけではありません。現在は結婚していますが、たまに主人に「ちょっと臭うぞ」と指摘されてしまうこともあります。(結婚前は今より気を付けていたせいか、気付かなかったそうです)
ワキガの手術をしようかと悩んだ時もありますが、お金のかかることですし、ワキガで病院にかかるのが恥ずかしいという気持ちもあって今も市販の制汗剤でケアするだけです。現在2人の女の子の母でもあります。もし遺伝してしまっていて、もう少し大きくなった娘たちが悩んでしまったらという恐怖もあります。その時は手術してあげようと思っていますが、その手術自体が心に傷を付けてしまわないか心配です。私自身遺伝でこの体質になってしまったため、仕方の無いこととはいえ、私の中でこの悩みが尽きることはないと思います。