こんなはずじゃなかったのになぁ

子供の頃から白髪が多い方だった。
1本に2本がスゴク気になっていた。
だから自分には白髪があるのが当たり前だった。

艶黒美人効果!

40代になるまでは白髪をどうこうしようなんて思いもしなかった。
白髪染めをしている人を見て、なんでそんな事をしているんだろうかと不思議に思っていたくらいだ。
ある日、鏡を見ながら何気に髪をかき上げると、中から大量の白髪が!

そう、外側からは判らなかったのだが、白髪の進行はすぐそこまで来ていた。
とはいえパッと見は判らないので、無視しようかと思っていたが、場所が場所だけに無視できなくなっていた。
ちょうどもみあげの上辺りに密集しており、嫌でも目に入ってしまうのだ。

テレビでよく白髪染めのCMが流れているのを自分には関係なものだと思ってボーッと見ていた頃を思い出す。
まさが自分が白髪染めを使う日が来ることになるなんて。

別にそれ自体は悪い事でもなんでもないのだが、自分が年を取ったということを如実に感じる瞬間の1つが自分にも訪れた、ただそれだけの事なのだが、老いというやつにはこうもヘコまされてしまうものだろうかとしみじみと思う次第。

いっそ明るい派手な色にでもしてやろうかと出来もしない事を言ってしまう。
なんで皆そんなに髪を染めたがるんだろうと不思議に思っていた自分は想像力に欠如していたのだなと再認識した。